やまと薬局のブログ

大分県中津市と福岡県豊前市の調剤薬局。

毎日、紫外線が強いですね。

みなさん、どのような紫外線対策をしていらっしゃいますか?

いつまでも美しい肌を保つためには、日焼け止めや日傘、帽子・サングラスなどで対策していると思いますが、実は、それだけではダメなんです!

せっかく紫外線対策していても、食べ物の中には紫外線を吸収しやすくしてしまうものもあります。特に、朝食に摂ってしまうと、かえってシミやそばかすの原因になるものもあります。注意したい食べ物をご紹介しますね。

 

紫外線対策として、ビタミンCが良いというのは、誰もが知っているため、積極的に摂っているかと思います。しかし、「柑橘類の果物」には、「ソラレン」という物質が含まれ、光に当たると紫外線に反応し、肌にダメージを与えてしまう物質を持っています。「ソラレン」を多く含む食品は、果物でいうと、レモンやオレンジ・グレープフルーツなどで、野菜でいうと、キュウリ・パセリ・小松菜・人参などです。

フルーツやグリーンスムージーなどを朝食に摂りたくなりますが、朝食べると紫外線対策にならないので、夜に摂取したり、タイミングをずらして食べるようにした方が良いです。

 

紫外線を吸収してしまう食べ物について説明してきましたが、逆に内側からのケアとして、食べ物次第で紫外線が予防できちゃうんです。

 

紫外線からお肌を守り美肌を作る成分としては、ビタミンB-カロチンアミノ酸亜鉛などがあります。ビタミンの中でもビタミンCは、体内で必要なコラーゲンの合成を高めたりします。ビタミンCを多く含む食品は、ブロッコリー・小松菜・赤ピーマンなどの野菜や、イチゴ・キウイなどの果物があります。同じビタミンでもビタミンB2も皮膚の新陳代謝を高め、皮膚の鼓膜を丈夫にしてくれます。ビタミンB2を多く含む食品は、レバー・うなぎ・アボガドなどがあります。B-カロチンは、活性酸素を抑え、皮膚や鼓膜の細胞を正常にたもつ働きと免疫力を高め、がん予防効果もあると言われています。B-カロチンを多く含む食品には、かぼちゃ・ホウレンソウなどの緑黄色野菜です。アミノ酸は、肌の血流を促進し、新陳代謝をあげる働きたあるためシミやそばかすの予防に効果があると期待されています。アミノ酸を多く含まれる食べ物は、肉類・魚類・卵・牛乳などで、米や小麦にも含まれています。亜鉛は、紫外線に対する皮膚や毛髪に関与しています。また、ビタミンCやクエン酸(酢・梅干しなど)・動物性タンパク質(まぐろの赤身・チーズなどの乳製品)と相性が良く、一緒に摂ることで、吸収率を高めてくれます。亜鉛を含む代表的な食品は牡蠣です。これらをバランスよく摂ることで、紫外線を体の内側から予防することができます。

 

上記の品目をすべて摂るのって大変ですよね。そんな時は、サプリを利用するのもよいです!

 

最後に、美白対策の一つとして、注目されている食べ物についてです。

トマトです。抗酸化作用があり、紫外線によって皮膚の表面で発生する活性酸素を消去する働きがあるリコピンが多く含まれています。生食用のトマトよりもジュースやケチャップなどの加工用トマトの方が多く含まれており、生食用トマトでも加熱したり油と組み合わせると、吸収が良くなります。オリーブオイルで炒めたり、トマトソースにしたりしていただきましょう。また、も史上最強といわれるほど強い抗酸化作用があり、シミの原因となる色素沈着の抑制や皮膚細胞で作られるメラニンの生成を抑制します。

 

これから暑い日が続きます。

よかったら、ぜひ、試してみてくださいね♪